DTFの網点(ハーフトーン)とは? 無料での作り方まで
DTF入稿でよく出てくる「網点(ハーフトーン/スペイン語で semitono)」。写真やイラストの濃淡を、大小の点の集まりに置き換える印刷の技法です。ここでは、網点とは何か、なぜDTFで必要になるのか、そしてブラウザで無料でどう作るかまでを、順にまとめます。
網点(ハーフトーン)とは
網点は、連続した濃淡(グラデーション)を、大小の点の粗密で表現する仕組みです。暗いところは点が大きく密に、明るいところは点が小さく疎になります。
印刷が写真を再現するために昔から使ってきた技法で、離れて見ると点は溶け合って、なめらかな濃淡として見えます。近づくと、無数の点の集まりであることが分かります。
なぜDTFで網点に変換するのか
DTFでは、なめらかなグラデーションや薄い階調が、布への転写でそのまま出ないことがあります。縞(バンド)が出たり、輪郭が汚くなったり、細部がつぶれたりします。
濃淡を「点の密度」に置き換えておくと、布の上でも階調が残りやすく、安定して刷れます。特に黒・濃色ボディでは、この差が大きく出ます。
どんな絵で必要になりやすいか
- 写真ベースの絵
- 陰影の多いポートレート
- グラデーションやフェードを含む絵
- AIや写真から作った、階調の豊かなデザイン
逆に、最初からベタ面だけで成立している絵は、網点が主役でないこともあります。大事なのは、残したい濃淡が、布の上でもそのまま出るかどうかです。
DTF用の網点を無料で作る方法
専用のRIPソフトや Photoshop のプラグインが無くても、ブラウザだけで作れます。
- 画像をアップロード — デザインをブラウザにドラッグするだけ。試すだけなら登録も不要です。
- 網点プリセットを選ぶ — 印刷に合わせたプリセットから始め、ドットの大きさ・角度・密度を、あなたの絵に合うまで調整します。
- 確認して書き出す — 仕上がりを画面で確認してから書き出し、いつものDTF印刷の流れに載せます。
インストール不要・透かしなし。まずは実際に変換して、画面で仕上がりを確かめてみてください。